子育て卒業世代が選ぶべきは「便利な家」ではなく「心地いい家」|夫婦ふたりの住まいづくり

目次

  1. 子育て期間中は「便利さ重視」だった我が家
  2. 夫婦ふたりになって気づいた「心地よさ」の大切さ
  3. 便利と心地よさ、どちらを優先すべき?
  4. 子育て卒業世代におすすめの住まいづくり3つのポイント
  5. まとめ:夫婦の「第二の人生」を豊かにする住まいとは

1. 子育て期間中は「便利さ重視」だった我が家

20年以上前、まだ子どもたちが小さかった頃、私たち夫婦は「とにかく効率的な家」を目指していました。

キッチンから洗面所、子ども部屋への最短ルート。おもちゃの収納力。掃除のしやすさ。
すべてが「子育てを楽にする」ための仕組みでした。

そして確かに、それらの工夫は忙しい子育て期間を支えてくれました。でも…

2. 夫婦ふたりになって気づいた「心地よさ」の大切さ

子どもたちが独立し、夫婦ふたりの生活が始まった今、ふと感じることがあります。
「便利なだけでは、心が満たされない」ということです。

今、私たち夫婦が一番気に入っている時間は、朝の静かなダイニングで一緒にコーヒーを飲むひととき。

子育て中はバタバタと朝食を済ませていた同じテーブルが、今では夫婦の大切な会話の場所になっています。

そのために、椅子を座り心地の良いものに変え、窓際にグリーンを置きました。 “効率”より”気持ち”を軸にした小さな変化です。

3. 便利と心地よさ、どちらを優先すべき?

もちろん、便利であることも大切です。

しかし、子育て卒業世代の住まいには「感情的な満足感」こそが、これからの暮らしの質を左右すると考えています。

【心地よさを生む要素の例】

  • 自然光がやさしく入る空間
  • 夫婦が並んで座れるゆったりしたソファ
  • お互いの趣味を楽しめる専用スペース
  • 季節を感じられる窓辺の緑

こういった”居心地の良さ”があると、家にいる時間が夫婦の楽しみに変わります。

4. 子育て卒業世代におすすめの住まいづくり3つのポイント

ポイント1:子ども部屋を夫婦の新しいスペースに活用

空いた子ども部屋を、夫の書斎や妻のアトリエ、または夫婦共通の趣味部屋として活用してみましょう。

ポイント2:夫婦の会話が生まれる「余白」をつくる

忙しい子育て期間中は効率重視だった空間に、あえて「何もしない時間を過ごす場所」を作ってみてください。

ポイント3:お互いの「好き」を大切にしたインテリア

子ども中心だったインテリアから、夫婦それぞれの趣味や好みを反映した空間へとシフトしていきましょう。

まとめ:夫婦の「第二の人生」を豊かにする住まいとは

子育てという大きな役割を終えた今、私たちには新しい暮らし方を選ぶ自由があります。

これからの住まいを支えるのは、最新の設備でも便利グッズでもなく、「夫婦がともに心地よく過ごせる実感」なのかもしれません。

まずは、お互いの”好き”が重なる小さなスペースを、ひとつ作ってみませんか?

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